育成ポリシー
飼い主さんと、はりねずみの幸せのために下記を提供します
・離乳を終えてひとりでごはんを食べれる状態でお迎えしていただけます。
・なるべく人になれた状態でお迎えして頂けるようにします。
・シリンジ訓練ができた状態でお迎えして頂けます。
ひとりでごはんを食べれる状態のはりねずみ
小さいはりねずみというのは色々な面で不安定です。
そこで、6週以降で体重150g以上を目安に、独り立ち訓練後にお迎えして頂けるようにします。
そうすることで病気に強く、飼いやすい状態でお迎え頂けます。
人になれた状態のはりねずみ
生後2週まで子供のはりねずみは親がつきっきりで世話しますが、生後2週くらいから子供のはりねずみはひとりで動き始めて外部の環境を受け入れ始めます。
五感のうち、はりねずみは匂いの占める割合が大きいです。当施設では生後2週くらいから徐々に人間の匂いに慣らしていきます。
その時期にごはんもシリンジであたえるため「人間はおいしいものをくれる」と学習して慣れやすくなります。
シリンジ訓練済みのはりねずみ
はりねずみを長く飼育していると食欲がおちてやせてしまったときに違うごはんを食べて欲しいと思うことがあると思います。
そんなときに味見だけでもして欲しいのに、最初のひとくちをなかなか食べてくれないことがあると思います。
他のどうぶつではいきなりシリンジで与えても最初のひとくちをわりと食べてくれますが、はりねずみはシリンジのような突起を怖がりますので怖くなって丸くなってしまうことが多いです。
そうなってしまうとシリンジでひとくちというのが難しいです。
小さい頃からシリンジで食べる訓練をされているとすんなり食べてくれます。
病気になったときの投薬の際も、シリンジ訓練してあると飼い主さんの負担も軽くなります。